おなじみのなら屋さんで先週末、今期初入荷なので飲んで来ました。
最高のつまみです。
でも、シッタカ剥くの大変?!と思っている方、
いえいえ、コツさえ掴めばこんな風に簡単に剥けるんですよ。
当たりとはずれ
シッタカには、肝が2種類有ります。
通称、白肝と黒肝です。
黒…メスの卵巣、苦い。
白…オスの精巣、甘い。
味も違いがありますが、好みはそれぞれでしょう。
黒肝の方が剥きにくく途中で切れやすいので、ハズレと考えておく程度の方が気が楽です。
ちなみに白肝と黒肝を外観で見分ける方法は有りません。
楊枝の刺し方
たいてい、シッタカって塩ゆでしちゃうと、身が引っ込んでしまうんですよね。(^_^;A楊枝の刺す位置で身を押してしまい、中々剥きにくくなることもよく有ります。
次のように、貝の芯側に楊枝を突き刺しましょう。
そうすれば、楊枝の先がシッタカの身に刺さりやすくなります。
貝殻の中心を支点にして、てこの原理で軽く楊枝を倒すと簡単に身が出てくるはず。
剥く
いよいよ身をだします。
身の頭が出てきた所で、焦ってはダメです。楊枝で身を引き出しては途中で切れます。
力を入れず、貝殻の方を優しく回しましょう。白肝は殆どこれで出てきます。
それでも身の弾力ですんなり出てこない場合は黒肝が殆どです。
切れそうになったら途中で止めて、楊枝の位置を貝殻の奥側に刺し直してこじれば肝ごとでてくるはずです。
最後に
磯遊びで普通に取れるので、シッタカを自分で採って喰いたいという向きもあるでしょう。
しかし、地域・場所によっては漁業権の対象とされているのでくれぐれもご注意を。