海岸製作所

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2016
11
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続、誰も見向きもしない貝を食べる

磯遊びに行って誰も見向きもしない貝を食べるで、マガキガイを紹介しましたが、 まだまだマイナーな貝にハマっています! お酒を飲む機会が増え、肝臓をにやさしい貝を食べる機会が増えました。 でも、ふつーの貝を取り上げてもつまらないのでややマイナーから、全く市場に出回らない貝まで取り上げます。 しかも、やっぱり誰も見向きもしない…

[初級編]ホンビノスガイ

アメリカ原産の外来種で、近年たま~にスーパーなどで出回るようになったニューフェイス。 白ハマグリとかオオアサリとかの別名も。 船のバラスト水に交じって日本にやってきました。 アサリ掘りはよく行きますが、生息地はアサリと異なり泥質で酸素の薄いところにおり、 アサリとうまくすみわけができている模様。 どおりで、普段アサリ掘り行く海岸では見かけないわけですね。 image 素直に酒蒸しでいただきました。 出汁は濃厚で、ハマグリよりもアサリに近い感じです。 ただ、肉は火を通しすぎると固くなってしまうので、焼き物などは不向きな感じがします。 実際、原産地ではクラムチャウダーとして食されることが多いようです。 image 今度はお吸い物にしてみたが、調理法としてはこちらの方があっているかも。

[中級編]カサガイ

磯や堤防に当たり前のように付いている貝。 だが、地元の人でもよっぽどの通以外見向きもしない。 当然、スーパーや魚屋にも出回らない。 kasagai よく波が洗うような場所にくっついている。 油断しているところをさっと剥がして捕まえる。ヘラ的な道具があると取りやすいかもしれない。 実は食べるとおいしい! よく、地元のおばちゃんたちは「いそふじ」なんて呼んでいる。 image 今回は塩ゆでにて。火を通すと殻から簡単に身が外れるため食べやすい。 キモと身を口の中に入れると、やっぱり旨いし、程よい磯の香りが広がり、至福のひと時。 次は、炊き込みご飯もやってみたい。

[中級編]カメノテ

image どこの磯でも見かけるグロい物体。 でも、ちゃんと食べれる。 image 今回は酒のアテなので塩ゆでして、先っぽを剥いて身をチュッとしゃぶるように食べる。 エビ・カニのような味。それもそのはず、カメノテは貝ではなくエビの仲間なのである。 頭と足が退化し、移動しないエビといったところ。 エビやカニの仲間であるから、出汁もよく出て味噌汁にしてもかなりおいしい。

[真打]ヒザラガイ

tama18_hizaragai カサガイと同じようなところにいる。 これこそ、本当に誰も見向きもしない。 殻も関節状になっているため、岩に隙間なくくっつくため取るのも大変。 しかし、ほかの貝と違い殻も剥きやすいので、剥いて塩ゆでにする。 o0640048013745636737 ツブガイのような風味があり、歯ごたえのよさもあいまって非常に美味。 ただ可食部が小さいので、あまりとられないのだろう。 酒が進んでしょうがなかった。

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ハヤシ ヒロキ

2009年からWeb製作屋やってます。
葉山育ち。
お酒とアクアリウムと鉄道が好きな30代。
どちらかと言えばデザインよりもコーダー寄り。
表現の幅を広げたくてインタラクティブなものやシステム的なものも取り入れるべく悪戦苦闘。
シンプルで動きなど触っておおっとなるWeb制作を目指しています。
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