海岸製作所

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2016
10
23

ジャンク品のMacを再生するpart1

序章


最近になって、愛用のMacMiniが調子悪い。
image OSのKarnel_taskというハードを制御する部分にメモリが700Mb消費され放っておくと1Gbぐらい消費されてしまう。
気づけばフリーズですよ。

既に最大メモリ積載容量の8Gbまで限界一杯メモリの増設を行い、4年ばかし使い倒してきたが、
image 更に古いPowerMac G4 Cubeという伝説のマシンのガワに入れてレストアと称して使ってきたもんだから、愛着が…
でも、2009年式で7年経った。Core2duoの2.0Ghzってもう時代遅れだと感じていたが、悲しい事にこの代のMacminiはCPUが直付けなのでCPU換装もままならない。
これは何とかせねば…

しかし、マシンを新調するお金がない。
中古品もまだまだ相場も安くはない…

ならば、再生可能な程度の良いジャンク品を仕入れて自己再生しよう!!
あ、筆者は長年のMac使いなので、Windows機は対象外です。


仕入れ



当たり前だけど、ヤフオクで仕入れました。
選ぶにあたって下記の条件を織り込みました。

1)拡張性がある機種
最近のMacって接着剤で強引に組み立てられたりするし、CPUやメモリがマザーボードに直接ハンダ付けされていて買ったが最後。
自分でチューンナップ出来る部分が無い。限界感じたら本体丸ごと買い換え(T_T)

2)古いOSが動く機種。
持っているプリンタが特殊で既に生産終了してる上に、インクジェットではなく熱転写式のプリンタなのですが
白色などの特色インクが使えるためシール作るにの重宝しているんです。
でも新しいパソコンじゃ動かないから古い環境も残しておきたい。たまにしか動かさないけど。

3)画面一体型の機種。
やっぱり、画面が大きくて場所を取らない機種がいい!
ディスプレイと本体分離型だと配線や置くスペースで机上がごちゃごちゃするしね!


その結果…
image HDDが死んでる2011年式iMacを格安で仕入れました。
実に5年振りにiMacに回帰です。
メモリも最大容量16Gbまで増やせるし、仕事でもまだまだ使えそうでそこそこパワフルです。

スペックはCore i5の 2.5Ghzで0.5GHzだけクロック周波数がUPしたもの、メモリは4Gbしか積んでません。
長い目で見たら当然このまま使うわけにはいかないよね?ということでちょっとパワーアップしましょう。


最低限動くとこまで必要な物品を用意



まずは死んでるHDDをどうにかしなければなりませんよね。
という事でAmazonにてパーツを購入。
1TbのHDDを5千円台で購入。安い!!

でも、これだけじゃダメ。
このiMac、HDDの温度センサーが無くって、HDDの情報から温度を取得しているらしく、社外品パーツのHDDそのまま使うとファンが爆音立てるとの由。
事実上、自分でHDD交換が不可能に。でも、諦めない。
そんなわけで、温度センサーが付いた特殊なケーブルをアメリカの神様が作っていたので
こんな特殊ケーブルを購入。HDDより高〜い!!(;´д`)トホホ…。
しかし、買わないとHDD交換出来ないのだ!!
Amazonより秋葉館の方が1000円位安かったのでそちらで購入。

それと、ばらすと内部は星形の特殊ネジだらけですので、工具としてT8とT6のトルクスドライバーやトルクスレンチが必要です。
千円も出せばホームセンターないし、amazonなどの通販で買う事が出来ます。
また、吸盤が必要なので、100均などで買っておきましょう。


ばらして新しいHDD装着



まずiMacを開けなければなりません。
…が分解方法も斜め上でした。
普通はネジ穴探して、ドライバでビスを外すと思いきや…
ネジ穴が無い!!
image 吸盤で、ガラストップをはずして…
このガラストップはなんと磁石で本体にくっついているんです。
image こうして液晶モニタ本体が始めて出てくるんですねぇ〜

image 液晶パネルの周囲のビスを八本外します。
でも磁石にくっついて、あーってなっちゃう。

image 液晶パネルを外し…
image ようやく内部に手を入れられる訳です。
真ん中の空き地がHDDが有った場所なので、購入した特殊ケーブル+HDDを入れて、
逆順で組み立てておわりと。

組み立て失敗したら画面写らなくなるので冷や汗物でした。


…次回に続く。

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Author このブログを書いてる人

ハヤシ ヒロキ

2009年からWeb製作屋やってます。
葉山育ち。
お酒とアクアリウムと鉄道が好きな30代。
どちらかと言えばデザインよりもコーダー寄り。
表現の幅を広げたくてインタラクティブなものやシステム的なものも取り入れるべく悪戦苦闘。
シンプルで動きなど触っておおっとなるWeb制作を目指しています。
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